- 2005年6月23日 10:29 PM
- 小説
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最近読んで面白かったものを紹介しようと思ったり。 まず1冊目は電撃文庫の「トリックスターズ」。
作者は久住四季さん。 最初の感想を一言。
作者が一番の詐欺師ジャねーかヨ!!と叫びたい。 魔術師がいる世界が舞台のミステリーで、殺人事件が起きて主人公が犯人を推理するストーリー。なんて紹介すると、 ファンタジー世界のミステリー? なんて思うかも知れないけど、実際はちょっと違う。この世界の魔術師はたった6人しかいないし、 空を飛んだり、人の心読んだりするようなことは『不可能命題』(ロストタスク)といわれてまったくできない。 んじゃ、魔術師って何ができるんだよ? ってことになるけど、物語の中でたった6人しかいない魔術師の1人は 『詐欺師』なんてのたまってる。
最初は淡々と読んでたんだけど、ちょっと夢中になりすぎて帰りの電車で乗り過ごしてしまった。魔術を使っても不可能な密室、 物語のいたるところにちりばめられたヒントとミスリード。 犯人は何となくアタリはついたけど、結末はあまりの意外さに心の中で「そりゃあんまりだ!!」 と作者につっこみを入れたくなった。 ふざけんなって思う人と、ニヤリと苦笑いする人の2種類にはっきり分かれそうなストーリーだけど、オイラはかなり気に入ってしまった。
もう一度読み直してみると、ああ、なるほどと納得できる描写がかなりある。 噛めば噛むほど味がでる、スルメのような本だったり。早く続きを書いてホスィ……。
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トリックスターズ (電撃文庫) メディアワークス 2005-06 by G-Tools |
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