電車を使ってMTBライドを楽しめる『輪行』をやってみた
日曜日のトレイルライドの話。いつもだったらなじみのお店の店長か、知り合いのクルマに乗せてもらって目的地まで移動していたんだけど、今回は思うところがあって電車で行くことにした。
日本の場合、特殊な場合を除いて自転車そのものを電車に乗せることができない。なので、移動時に便利な輪行をしたのだ。
ちなみに『輪行』は、競輪選手がやってた移動手段で、前後ホイールを外して袋にフレーム・ホイールを入れて持ち歩いていたそうな。
昔地方の駅で自転車を袋に詰める作業をしていたら、地元のおっちゃんに「どこのバンクで走るんだ?」なんて聞かれたりもした。
閑話休題。
で、実際に輪行の手順。
自転車を入れる袋を『輪行袋』といって、サイズや重さによって種類がけっこうある。オイラが使ってるのは軽量タイプで、担ぐための長めのストラップとただの袋にアウトドアショップで購入したホイール固定用のストラップを追加している。
比較対象物と一緒に撮れば良かったかも。イメージしてもらうとしたらだいたい750mlくらいのペットボトルのサイズと重さに近いかも。この小さい袋の中に輪行袋が折りたたまれているのだ。
まずフレームから前後ホイールを外す。MTBを逆さまにしてるのは作業しやすいから。人によってはハンドルが傷つくのを嫌って逆さまにしないで作業する人もいる。
その2。フレームの両側にホイールを重ね、ストラップで固定する。フルサスの場合はリヤのスプロケなどでユニットを傷つけないように注意。当たらないようにずらしたり、ぼろ布をユニットに巻くなどして保護するのもアリ。
このとき、サドル後方とエンドを底辺にして直立させたが、このときペダルを外したり、リヤディレイラーを外す場合もある。
こんな感じ。ただ、デメリットもあって、ヘタをするとねじ穴をつぶす場合もあるので要注意。
こうして袋に入れてるけど、実際はフレームに肩掛け用の長めのストラップを固定してフレーム自体を持って移動する事になる。
これまた撮影し忘れてたんだけど、クランク部分にあるBB周辺にストラップを巻き付け、片方をヘッド周りで結ぶ。
こんな感じ。
最後に袋の中にバラしたMTBを入れて完成。
手慣れてくると10分もかからずできるようになったりする。手早く輪講できるってのは結構重要で、MTBで楽しめるような場所だと、ほぼ交通のアクセスがあまりよろしくない。なので駅に着いた時から最短の電車に乗れないと1時間近く待ちぼうけする羽目になることもあった。
しばらくは輪行でMTB遊び行くのも悪くないな。

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