インフォレスから刊行された『カオスアニメ大全
』を読んだ。

紹介されている作品はメジャー中のメジャーな作品からえっ!? こんな作品あったの? とゆーくらいマイナーなもの、知る人ぞ知る、といったマニアックな作品などなど、チョイス自体がすでにカオス。
ちなみに解説作品は以下の通り。このほかにも話の流れで取り上げられている作品もいくつかある。
- 地球少女アルジュナ
- マクロスF
- 機動戦士Vガンダム
- バイストン・ウェル
- ブレンパワード
- 天使のしっぽ
- 双恋
- 奥様は魔法少女
- 超変身コス∞プレイヤー
- まぶらほ
- マジカノ
- 陸上防衛隊まおちゃん
- 学園都市ヴァラノワール
- カッタ君物語
- 桃華月憚
- serial experiments lain
- エイリアン9
- 恋風
- Theガッツ!
さらに、この本で取り上げられている作品の2/3は未見だったり途中で挫折したりしてるので、読んでも面白いのかなー? という不安があった。
が、読了した今となってはそんな不安は杞憂だった。っつーか作品知らなくても面白く読める。内容構成としては作品解説としてストーリー概要から入ってるんだけど、著者から見た作品の立ち位置から背景、そして結末(!!)までを短いページでまとめきっていて凝縮感は半端ない。未見の作品であってもしっかりと見た気にさせるところがスゴイ。
作品解説のトップバッターは『地球少女アルジュナ』なんだけど、解説自のぶっちゃけ感が何ともスゴイ。これを読めば読むほどトラウマが刻まれていくような濃厚な解説で、アニメの方はどれだけトラウマトラップ埋め込まれてるんだ? と逆に興味出てきた。第1章『超時空クリエイター』内で紹介されてるけど、第4章の『トラウマアニメ』に入れちゃってもイインジャネ!? っつーか入れれ!! と思ってしまう。
もちろん萌えアニメについてもしっかりと項目が割かれている。第2章の『萌えアニメ』でのの萌えアニメ考察については必読かも。いろんな作品を取り上げつつ『萌え』の流れについて著者の考えが漏れ出てるところが楽しめる。それと、『ああっ女神さまっ』と『奥様は魔法少女』を対比にした井上喜久子さんの考察などなど、著者のぶっちゃけ感溢れる文章ににやにやと読んでしまった。
あと笑ったのが『陸上防衛隊まおちゃん』とトミノ御大に意外な接点があったとゆーか、割と有名だったのかな?
第3章の『カオスアニメ』で取り上げられてる作品は解説を読むだけでカオス感がダダ漏れでイロイロと戦慄できる。ちなみにこの章で取り上げられている『桃華月譚』ははてなーアイドルの有村さんが執筆されているそうな。それと本文下に注が入ってるんだけど、コレも有村さんが執筆されたとのこと、この注とあわせて本文を読み進めるとなお面白かったりする。
で、ラストの4章目が『トラウマアニメ』。『SHUFFLE!』や『School Days』も当然のように取り上げられているが、ここで『恋風』が取り上げられているのはちと予想外だった。コミックの方はちょっと読んだことあって「生々しなぁ」とゆー感想だったんだけど、アニメ版の方もかなりキてたのかなー。書き手のショックの受け具合が文章から察せられるのだ。
取り上げなかったけど、アメリカのアニメやエロアニメの解説も本書にはあり、本当に『カオス』な一冊。ヌルオタな人が手に取れば『オレって何も分かっちゃいなかったんだ』という軽いショックを味わえる。
取り上げられている作品を全部見てなくても楽しめる内容で、逆に本書で想像(妄想!?)をふくらませて紹介されている作品を見て己が感じる作品のイメージとのギャップを楽しむのみありじゃないかと。
個人的にはトミノ御大解説ページでVガンダムを紹介するんだったらターンエーもセットで取り上げて欲しかったなぁ。コレは2号があるフラグなのか?
【参考リンク】
INFOREST | インフォレスト株式会社 | [その他] カオスアニメ大全
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